Windows Phone/Windows Phone 7 Mango/00.Windows Phone 7 Mango スマートフォンとは? - Windows Phone

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Windows Phone/Windows Phone 7 Mango/00.Windows Phone 7 Mango スマートフォンとは?

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日本語版の Windows Phone 7(.5) Mango が搭載されたスマートフォンはまだ未発表だ。ここでは、米国版の Windows Phone 7 を 3ヶ月ほど使ってみた体験と各種明らかになっている情報を元に、その姿をまとめてみたぞ。

Windows Phone 7(.5) Mango のよいところ

Windows Phone 7(.5) Mango は、まだ日本では登場していない。
一部関係者の中では日本語版のβ版も出回っているようだが、残念ながら入手できていないので、ここでは、米国版の Windows Phone 7 を使ってみた印象と、その後の Windows Phone 7(.5) Mango に関するカンファレンスや、各種オフィシャルサイトなどの情報を元に紹介していこう。

  1. 友達のタイムラインが一目で確認できる「Peopleハブ」
  2. 情報が更新されるライブタイルとパノラマアプリケーション
  3. スマートフォン最速の Internet Explorer 9 搭載
  4. Xbox Live と連携した本格的なアクションゲームや、パズルが勢揃い
  5. Microsoft Office (Word, Excel, PowerPoint, OneNote) 搭載
  6. 体感バッテリ駆動時間が長い

友達のタイムラインが一目で確認できる「Peopleハブ」

Windows Phone 7(.5) Mango の大きな特徴の一つが「Peopleハブ」と呼ばれる機能だ。
標準では、Windows Phone 7 を起動した画面の右上にあるライブタイルを指で押すと「Peopleハブ」と呼ばれる画面が表示される。
この画面では、最近連絡を取った人、Facebook や連絡先情報などに登録された全ユーザーリスト、その人達の最近のタイムライン情報などがずらりと表示される。横に行くとの表示されるものを切り替えて、縦方向にスクロールさせると、同じカテゴリの情報を表示させることができる。
iPhone や Android の場合、Facebook 内の情報であれば Facebook アプリで完結する。Twitter の情報は Twitterアプリで参照することになるだろう。また、SMS は SMSアプリ、メールはメーラーで確認することになる。
Windows Phone 7 で面白いのは、連絡先情報をうまく登録しておけば、友達の一人一人単位で、SMS やメール、Facebook の更新情報などを一覧で確認できること。Facebook や Twitter の更新情報をみて、気になったら、電話してみるとか、SMS でメッセージを送ってみる、みたいなことが自然にできてしまうのが Windows Phone 7(.5) Mango なのだ。

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情報が更新されるライブタイルとパノラマアプリケーション

前述の「Peopleハブ」で、大まかな特徴については紹介してしまった気がするが、Windows Phone 7 のユーザーインターフェースの特徴は、まず起動画面に表示されるライブタイルと、それを選択すると多くの場合表示される「Peopleハブ」のようなパノラマアプリケーションだろう。
ライブタイルは、アプリケーションが独自に表示内容を変更できるコンパクトなポータル画面のようなものだ。メールであれば新着件数を表示するし、SMS なら受信した未読メッセージ数を表示する。写真は最近撮影した写真をスライドショーしてくれている。こうした実用的なものだけでなく、「Peopleハブ」にリンクしているタイルでは、Facebook の顔写真のサムネイルがパラパラと表示されては消えていくし、Xbox Live では、自分のキャラクターが表情を変えながら、狭いタイルの中を動き回っているのがかわいい。

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スマートフォン最速の Internet Explorer 9 搭載

Windows Phone 7(.5) Mango には、スマートフォン最速のブラウザ「Internet Explorer 9」が標準で搭載されている。最新の HTML 5 *1にも対応している。

Internet Explorer 9 は、Windows Vista / Windows 7 用にも 2011年春に提供が開始されたばかりの最新ブラウザで、特徴はグラフィックハードウェア (GPU) を活用した高速な描画処理だ。これと同じ特徴が Windows Phone 7(.5) Mango スマートフォンにも引き継がれている。スマートフォン用ブラウザとしても、GPU を活用することで、単に高速なだけでなく、バッテリ駆動時間を延ばす効果もある。まさに良いこと尽くめのブラウザだ。

こうしたかゆいところに手が届くソフトウェアに仕上がっているのは、マイクロソフトにより、ハードウェア仕様が細かく規定されているから。利用してよい SoC (System on Chip, CPU とグラフィックアクセラレーターなどを 1つのLSIの中に詰め込んでいるチップ) が 2種類程度に規定されており、代わりに、こうした細かいチューニングまでをマイクロソフト自身が行っているのだ。

ちなみに、iPhone でも同様に Safari というブラウザと A4/A5 と言った SoC の両方をアップル社が提供することによりチューニングを行っている。このため、例えば A4 であれば、CPU性能は決して高くないにも関わらず、多くのユーザーが快適に利用できている。一方、Android の場合には、ブラウザは Google の手で開発されているが、実際にどんな機能をグラフィック・ハードウェアで処理するかは、端末を開発するメーカーの手にゆだねられている。このため、同じバージョンの Android スマートフォンでも、メーカーによって、大きく動作速度が変わったりするのだ。

Xbox Live と連携した本格的なアクションゲームや、パズルが勢揃い

日本では存在感の薄い Xbox だが、Xbox 360 は北米などでは PLAYSTATION 3 とほぼ同数の普及台数となっており、2006年に始まった次世代ゲーム機の中ではすっかり勝ち組だ。「日本では関係ないじゃん」という声も聞こえてきそうだが、北米では Xbox 360 の人気が高いこともあり、そのモバイル版 (PLAYSTATION 3 に対して、PSP みたいな) でもある「Windows Phone 7」向けには多くのゲーム会社が参入しているのだ。

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Windows Phone 7 Marketplace は国ごとに異なるラインナップになるため、日本語版の登場まで具体的なタイトルの紹介などは意味がない気がするが、現在の米国版の Windows Phone 7 Marketplace では、セガの「Super Monkey Ball」や、まるで任天堂の「ウェーブレース64」などを思わせるボートレースゲームなど、遊び応えのあるゲームも多い。また、Windows Phone 7 Marketplace では、わずか 100円 〜 300円程度だが、こうした有料アプリの比率も高い。有料というだけで敬遠する向きもあるかもしれないが、ほぼすべてのアプリに「お試し」機能が標準でついているし、それで十分納得できる面白さや、品質があるソフトであれば高くはない。その結果、Windows Phone 7 スマートフォンが世界的に販売を延ばしていく中で、急速に質がいいアプリケーションが揃ってくると予測される。

Microsoft Office (Word, Excel, PowerPoint, OneNote) 搭載

“旧バージョンのコードを 1ビットたりとも使っていない” と言われる Windows Phone 7(.5) Mango で、唯一、Windows Mobile からの流れを汲んでいるような気がするのが、この Microsoft Officeアプリの搭載だ。添付ファイルで、Word文書や Excel文書が添付されても大丈夫だし、SharePoint や SkyDrive 上にある文書との連携も簡単。3G接続ではファイルサイズによってはダウンロードに時間はかかるが、無線LAN ならかなり快適に使えるぞ。

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体感バッテリ駆動時間が長い

Windows Phone 7(.5) Mango で、最後に注目したいのが「体感バッテリ駆動時間の長さ」。1種類しかない iPhone はともかく、Androidケータイを観ていると、メーカーやバージョンの違いで、バッテリ駆動時間は大きく変わるもの。概ねバージョンアップで改善されていく傾向にあるのですが、メーカーによっても性能が異なります。これは、Android OS を使ってスマートフォンを開発するメーカーが、1社ずつ独自にハードウェアの特性を活かすようにチューニングをしていかないといけないから。
それに対して、Windows Phone 7(.5) Mango では、マイクロソフトが、ハードウェアの多くの部分を規定し、それに対して十分なチューニングを行っているため、仮にスペック表上のバッテリ容量が小さくても、バッテリ駆動時間は長く感じられる。実際に同じような使い方をしても GALAXY S と比べて、バッテリが長持ちするような気がした。

こんなユーザーは、Windows Phone 7 を選ばない方がいいかも

最後に、自分が Windows Phone 7 を利用する中で、こういうユーザーには Windows Phone 7 は向かないかも、と思った例も紹介しておこう。

  • カスタマイズ命な人
    Windows Phone 7 は、起動直後のライブタイル画面を独自のアプリに差し替えたり、キー操作をカスタマイズするような方法、アプリケーションは提供されていない。せっかくのスマートフォンなんだから、OS を入れ替えて遊びたいんだよねー、とか、Windows Mobile 6.x までで愛用していたホームアプリを使いたいとか、そういう使い方には向いていない。
    最近のスマートフォン事情では、こうした使い方をしたい場合には、Androidスマートフォンの NEXUS S などを輸入してくるのがより楽しめるかも。
  • iTunes Store や、特定の iPhone アプリが使いたい人
    Zuneサービスが提供されている米国とは異なり、日本で iTunes Store 並みのラインナップの揃った音楽ストアが登場するかどうかはまだ不明。もし、iTunes Store が使いたいのであれば、素直に iPhone を買った方がよいような気がします。また普段使いにはほとんど困らない Windows Phone 7 ですが、電子書籍系のアプリや、特定の情報サイトのアプリなどはまだまだ不足している印象。日本語版が登場したからといって、一気にこれらのアプリが登場することもないと思われるので、目的がはっきりしていて、それが iPhone で十分なのであれば、iPhone を素直に選んだ方がよいでしょう。

*1 正確には現在はまだドラフト

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Last-modified: Mon, 27 Jun 2011 00:52:23 JST (2099d)