Windows Phone 7 Mango が搭載するのが、この春 Windows 7 版も登場したばかりの Internet Explorer 9 だ。特徴は、HTML5対応と特にGPU(グラフィック・アクセラレーター)に対応した高速なグラフィック描画。そしてスムーズなスクロールだ。単純なベンチマークなら iPhone の何倍も高速なデモも存在しているぞ。
もちろん、HTML5 にも対応
- Windows Phone 7 Mango の Internet Explorer 9 は、HTML5ビデオにも対応
冒頭はBGMを鳴らしながらブラウザを動かすというマルチタスクの紹介になっているが、その後、HTML5の videoタグに対応したシーンがでてくる。ページ中のビデオのサムネイルを指でタップすると、フルスクリーンのビューワーが起動し、ビデオを楽しむことができる。2:30頃より後半は、後述する「Speed Reading」のベンチマークの様子になっているぞ。
iPhoneより速い! Internet Explorer 9 のデモ
- Windows Phone 7 Mango の Internet Explorer の使い勝手を紹介しているビデオ。
こちらのビデオで紹介されているのは、Internet Explorer 9 を起動して、一般的なパソコン用のホームページを開き、端末を回転させて横にして、というデモだ。そして、マイクロソフト製のベンチマーク
の Performance Demos にある「FishIE Tank」というベンチマークを実行している。他のブラウザとの比較はないが、ブラウザ上でたくさんの魚が泳いでいる様子が確認できる。
ちなみに後半は Microsoft Office で、SkyDrive を利用するシーンが紹介されているぞ。
- Windows Phone 7 Mango の Internet Explorer は、iPhone 4 の Safari や、Android の Chrome よりも高速に動く。
ビデオで紹介されているのは、マイクロソフト製のベンチマーク
の Performance Demos にある「Speed Reading」というベンチマークだ。これは OpenGL を使ったベンチマークの事例だが、下記のビデオでは iPhone 4や Android に比べて、圧倒的な高速性を見せつけているぞ。
- 同じ「Speed Reading」のデモが、2:30頃から始まっている。
自信たっぷりに iPhone 4はハンデをつけて最初にスタート。その後、Windows Phone 7 Mango と Samsung製の NEXUS S の Chrome を同時にスタートさせた結果が分かる。iPhone 4 はフレームレートが 2fps と遅いのに対して、Windows Phone 7 Mango は 23fps、NEXUS S は 11fps と、GPU を使った場合の速度は、Windows Phone 7 Mango が圧倒的に高速なことを証明しているぞ。
※ 前述の HTML5のビデオと同じものなので、最後までみた方は重複します。