W-ZERO3[es]Premium version/名刺リーダー - Windows Phone

Top > W-ZERO3[es]Premium version > 名刺リーダー

W-ZERO3[es]Premium version/名刺リーダー

このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

W-ZERO3[es] Premium version「名刺リーダー」

http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/site/W-ZERO3PS02.jpg
 2006年11月16日、ウィルコムから「W-ZERO3[es] Premium version (以下、「Premium version」が発売となった。「Premium version」が従来の「W-ZERO3[es]」と違うのは、2つのプリインストールソフトだ。
そのうち、11月末にも同社から有償で提供される「名刺リーダー」を紹介しよう。

W-ZERO3[es]で名刺リーダー?

 ところで、W-ZERO3[es]で名刺リーダーってどういう意味なんだろう?
 これが非常にユニークなのだ。USB名刺スキャナに対応するというわけではない。本体内蔵のカメラを接写モードで名刺を撮影すると、その名刺を読み取ってくれるというわけだ。機能としてはこれだけだが、そんなんでホントに名刺の読み取りってできるのか? というのがまず思うことではないだろうか。

驚きの認識率

 実際の名刺をキャプチャーしてみたところ、ほとんどの名刺で誤認識文字が3文字~5文字程度であった。ほとんどが写真の撮影ミスや、傾きによるもので、完璧な撮影ができればおそらく 100%の認識率になるのではないだろうか。たまたま手元にあった24枚の名刺を読み取らせてみたが、色名刺3枚を除き、ほとんどが正しく名前などを読み取れた。(読みは漢字から逆変換辞書を持っているのだと思うが、数件誤りもあった)。

 正直、名刺リーダーなんて冗談かと思っていただけに、この認識率は驚き。
 「W-ZERO3[es]」を人に見せびらかす目的でも使える。
 ビジネスシーンでは大抵の場合相手も名刺を持っている。その名刺を、ぱちりとやれば、たちどころに認識されてしまうという、これだけでかなりびっくりだ。

 認識率については、こちらのサイトでも、97%という認識率をレビューとして掲載している。そこまで高いのも疑問だが、撮影さえ綺麗に行えれば認識率が高いのは事実だ。

基本的な動きをみてみよう

 それでは、名刺リーダーの基本的な動きをみてみよう。

8cmというのは、ちょうど名刺が画面一杯になるはずの距離。
しかし、実際にはフォーカスが合わないと認識されないため、画面上でピントを合わせて撮影するとよいようだ。
http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/W-ZERO3_Premium/20061116203749.jpg

認識は数秒から10数秒といったところ。連続して処理するよりは、その場でぱちりとやるのに向いている印象だ。
http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/W-ZERO3_Premium/20061116203825.jpg

こんな感じで認識される。ちょっと認識率が悪かったのは、撮影場所が暗かったからだと推測される。
http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/W-ZERO3_Premium/20061116203830.jpg

名刺リーダー、どこまで認識できる?

 さて、この名刺リーダー、どんなデザインでも読み取れるのだろうか。
 実は、この名刺リーダー自体は、内蔵カメラで撮影した画像を認識させられる。それならば、ディスプレイ上に表示した名刺デザインでも読み取りテストができるのではないか? と思って、様々なデザインの名刺の読み取りテストを行ってみた。

 ちなみにシンプルな名刺の場合は、ここまで読み取れる。
http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/W-ZERO3_Premium/20061117025030.jpg http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/W-ZERO3_Premium/20061117025039.jpg

 画面のディスプレイの解像度が低いこともあり、下記のようなミスがあった。

  • 半角の「W」の読み取りに失敗してしまった。
  • 同じく「@」認識に失敗。
    実名の名刺を掲載するわけにいかないので、ここに掲載できないのが残念だが、いずれも、紙に印刷した状態であれば、もっと高い認識率がある。

 他にも様々なデザインで試してみた。
 結果は、こちらのような感じだ。

 特徴は下記のようになった。

  • 白反転文字は読み取れない。
  • レイアウトが一般的でない名刺も苦手
  • 細かい文字では読み取りミスもある
  • 薄い背景なら無視して読み取れる
  • 文字と同じくらいの大きさの模様に弱い

将来は、汎用のOCRとしても使いたい

 しかし、いろいろな名刺を読み取らせてみた結果は驚くべきものだ。
 いろいろなデザインなどがあっても、ここまで文字が読み取れるとは思ってもみなかった。この名刺リーダー、冒頭のように文字であれば何でも読み取ることが出来る。次期版では、せひ、ベタテキストとして読み取って、メモとして貼り付けられるだけでも使える気がした。

 一方で、名刺リーダーとして使うのであれば、このままメモリカードに名刺のイメージを保存してくれる機能があるとありがたかった。個人情報保護法などの高まりも受けて、こうした個人情報を「W-ZERO3[es]」に取り込むことも考えて、保存する画像イメージを暗号化してくれて、名刺リーダーの起動時に PINコードなどを入力しないと中身が見えないなどの工夫もほしい。名刺リーダー機能は、登録した名刺データのインデックスとして利用するスタイルもかなり実用性が高いと思われる。

 このままでも十分便利だが、携帯電話でここまでできるのであれば、ぜひ、継続的にバージョンアップもお願いしたい魅力的なソフトだ。


ホーム 一覧 最終更新 リンク元
Last-modified: Sat, 18 Nov 2006 18:37:33 JST (3900d)