Photo Vision/02.Photo Vision の大きな制限事項 - Windows Phone

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Photo Vision/02.Photo Vision の大きな制限事項

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Photo Vision を買いに行った

前回、ソフトバンク Photo Vision の概要について紹介してきた。
このソフトバンク Photo Vision は、写真付きメールが送られてきたら、それを自動的にスライドショー表示してくれる、コミュニケーションツールとして優れたデジタル・フォトフレームだということを紹介したつもりだ。

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個人的には、ソフトバンクの2009年夏モデルの発表会でこれを知り、発売日を密かにチェックしてきていたのであった。自分の家族などに近況を写真で伝えるのは、臨場感があって判りやすい。写真はいつもデジタルカメラで撮影しているのだし、それを見てもらうためには、デジタルフォトプリントサービスで、1枚15円~30円かけて印刷し、郵便で送るという面倒なことをやっていた。面倒なためたまにしか送れないし、送るたびに 1,000円を超えるコストが嵩んでしまっていた。それに比べると、このソフトバンク Photo Vision があれば、毎月490円で済んでしまう。フォトフレーム自体は、一括購入の場合には、2万円弱の費用がかかるわけだが、これは一般的なデジタルフレームと同等だ。

というこで、発売日の2009年6月12日(金) 仕事をいつもより早く片付けて、量販店のソフトバンクコーナーに向かったのだった。ところが、そこで告げられた衝撃の真実とは! なんと、このソフトバンク Photo Vision にメールが送信できるのは “ソフトバンクの携帯電話” のみだ、というのである。

「な、何ぃ~!?」

ちなみに、いわゆる量販店による売り惜しみ販売制限なんじゃないか、と思って、近くの量販店を3件ほど回ってみたが、いずれも同じ回答だった。そのうちの1店舗の販売員さんが言うには、彼ら自身が「Photo Vision」の商品説明会を聞いた時には、上記のような制限はなかったとのこと。その後、発売週の今週 (2009年6月8日)になって、ソフトバンクの携帯電話のみからの送信にしかできないという通達が回ってきたのだという。

Photo Vision に写真付きメールを送れるのは?

ちなみに発表された時点でのソフトバンクの発表によると、こんな具合だった。
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ソフトバンク Photo Vision HW001向けの「フォトビジョンライトプラン」では、デフォルト状態では、ソフトバンク携帯電話 (@softbank.ne.jp) と、ディズニー・モバイルの携帯電話(@disney.ne.jp) 以外のメールは、ソフトバンクのメールサービスの機能で「迷惑メール」として設定されている。つまり、パソコンや、ドコモなどから写真付きのメールを送った場合、ソフトバンクの携帯電話サービスはメールを捨ててしまって、Photo Vision HW001には届かない。

しかし、ソフトバンクによれば、この制限設定は「迷惑対策機能」で許可することで、他キャリアの携帯電話や、パソコンからのメールも受信ができるようになるとのことだった。

ところが発売時点では...

ところが、発売日の2009年6月12日(金)時点では、この「迷惑対策機能」の解除ができなくなったという。結果として、ソフトバンクの携帯電話を持っていないと、この Photo Vision にメールを送ることができなくなってしまった。

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iPhone 3G については、「iPhone 3G S」や「iPhone OS 3.0」の導入後、S!メールを使えば使える。一方、それまでの間「@i.softbank.ne.jp」では使えないらしい。さらに SMS に写真を添付すれば使えるという販売員と「無理」と言い切る販売員がいる状況。現場はまだ混乱しているようだ。

営利企業としてのソフトバンクの方針か、システムトラブルか

同社の「Photo Vision」の発表会を聞いた時には、携帯電話機能を内蔵したデジタル・フォトフレームのようなものが、携帯電話機能のないフォトフレームと大差ない価格で販売される時代が来た、ということに、少なからず驚いた。携帯電話自身が高機能化して、効果になっている中、単機能なデバイスであれば、逆に携帯電話自身より安価にもなるというのは、今後、様々な形のネットワーク・デバイスが登場してくるきっかけになる。

その意味では、携帯電話ビジネスからスタートして、iPhoneをタダ端末として契約を伸ばし、続いて、携帯電話ですらない端末を投入してきた孫社長の実行力は確かだ。

このデジタル・フォトフレームには伸び悩む携帯電話の新規契約数を増加させる効果もあったはずだ。一方で、パソコンなどからメールを送りつけられたら、ソフトバンクの収入はまったく増えないのに、多くのメールの配送だけがコストとして負担になる可能性もあったのだろう。実際のところ、内部でどのような事情があるか分からないが、プレス発表の場で発表した内容より、ユーザーメリットを大きく損ねるようなサービスの変更は、ユーザーの立場ではいただけない。

もちろん、迷惑メールの設定解除ができないなどの単純なシステムトラブルを抱えてしまっている可能性もある。

ぜひキャンペーンを継続している間に、他キャリア携帯や、PCからの写真メール送信に対応していただきたいものである。



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Last-modified: Sat, 13 Jun 2009 19:36:17 JST (3020d)