Office Mobileについて、Windowsケータイ・ファンスタッフの経験を元に使える度を紹介。
本内容は、Windows Mobile 5.0ベースのWindowsケータイ向けに書かれています。Word、Excel、PowerPointについては、個別のページも参考にしてください。
勝手に結論
- ビジネスシーンでやりとりされるA4数枚程度のWord/Excel/PowerPointファイルであれば、十分に閲覧可能。
- 急ぎの確認書類を出先のWindowsケータイに添付ファイルとして送ってもらえるのは便利!
電車の中や、喫茶店など、ちょっとした時間に仕事が進む。確認が終わったら、情報漏洩防止にその場で削除。
- Windowsケータイ上で編集したファイルは、最終的にパソコンで再レイアウト、再フォント調整等が必要。あくまでも下書きレベルの作業になるとの認識が必要。(電車の中で作成したWordファイルの場合、分量にもよるけど、3分~15分くらいかけて再編集してから、プリントすることが多いです。)
- VPN経由の社内システム、サイボウズなどのグループウェアと組み合わせれば、出先でドキュメントを自由に閲覧可能。
- 職場のリーダー的な仕事をしている場合や、外出の管理職であれば、Windowsケータイが活躍する場面は多いと思います。
- その他、利用形態別に3つのシーンに分けて、もう少し細かい印象をまとめてみましたので、ご参考まで。
パソコン→Windowsケータイ
使える!と感じる使い方
- Wordで作られた議事録(10ページ程度)の内容確認
- Word/Excelで作られた A4 1~2枚程度の申込様式の確認
- PowerPointで作られた数ページのプレゼンテーション資料
写真が多いとかなり重たい印象あり。
Tips
- サイズが大きいOffice Mobileファイルは、PDFに変換してもらった方が読みやすいです。
人によって感じ方が異なる使い方
- 事業計画のような数値の多いExcelシートの確認
※ っていうか、情報が多い場合には、パソコンでも厳しいことも多い。
使えない!と感じる使い方
- 100ページを超えるようなマニュアル等のWord文書の閲覧
- 3年分や5年分の事業計画のような巨大なExcelシートの確認
- ビデオや音声が貼り付けられたPowerPoint資料の閲覧
- 1~2MBを超えるPowerPointファイルの閲覧
- その他、フォントの違いがクリティカルなプレゼンテーション資料
Windowsケータイ→パソコン
使える!と感じる使い方
- Word文書の下書き
- 打ち合わせのアジェンダを作成する
- レポート(報告書)のアウトラインを作る
- Excel文書の下書き
- 項目の箇条書きを作成する
- 重要なところだけのメモを行う
- 比較表の作成
- 高機能な電卓機能
- あらかじめ作成したテンプレートを利用した値の計算
例) 見積もり計算、通信帯域計算
使えない!と感じる使い方
- Excelでの事業シミュレーションなど、インタラクティブな操作を多用する仕事
機能的に提供されていない使い方(事実)
- PowerPointの新規作成・編集は、Windowsケータイではできません。
パソコン→Windowsケータイ→パソコン
使える!と感じる使い方
- パソコンで作った文書をWindowsケータイに添付メールで送ってもらったら、そこで内容をチェックして、修正依頼は別途メールや電話で。
- 資料をみながら話をするのは難しい。

別途、携帯電話があった方が便利。
使えない!と感じる使い方
- 内容を修正して、送り返す作業
編集して保存したときにオリジナルの編集情報がなくなるケースが多いため注意が必要。
その他、利用した感想等があればお寄せ下さい。
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- PDdQUdTfeDCmE -- zzsvfgid
- Windows Mobileは使える品物ではありません。二度と関わらないと思います。 -- younan
- 制限事項を理解のうえ使えば外出先で十分使える。 -- doraco
- word使えるから買ったのに携帯から添付できないなんて意味無いまじで。 -- ha-