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ニュース/2010.03.22 Windows Phone 7 Series CM がネットに登場2010.03.22 Windows Phone 7 Series CM がネットに登場この週末、米 Microsoft は、ラスベガスで開催された開発者向けイベント「MIX10」で流された Windows Phone 7 Series の紹介ビデオを YouTube の公式サイト上で公開した。内容は、Anna 一家が Windows Phone 7 を使って楽しんでいる様子を紹介するという短いビデオで、1分12秒ほどの内容となっている。
Windows Phone 7 は Windows Mobile 6.5 とは異なるコンセプト内容としては、Windows Phone 7 Series が従来の Windows Mobile 6.5 までと異なるコンセプトで作られていることを強調するものだ。従来の Windows Mobile 6.5 までは、ビジネス・コンシューマーをターゲットにした作りで、デスクトップパソコンとの予定表や連絡先の同期機能、同社の Office で作成した文書の閲覧、Exchange Server との完全同期を実現した電子メール機能とコラボレーション機能などを売りにしてきた。一言で言うならば「生産性の向上」を目指した端末だった。 一方、新しい Windows Phone 7 では、これに対して「ソーシャル」端末であることを目指している。今回のビデオで挙げられた事例も、すべて Windows Phone 7 を通じた人々のつながりを示している。写真を共有したり、Xbox LIVE の対戦ゲームで遊んだり、夜のデートプランの映画を提案すると言った内容だ。わかりやすい軸として、Apple iPhone への対抗馬だとか、エンターテイメントケータイという風に表現されている記事も目にするが、Windows Phone 7 の本質は、まさに「ソーシャル」であること。そのために Siliverlight といったネットワークに強いプラットフォームを選択し、サーバーとつながったアプリケーションと、Windows Phone 7 で扱える情報のすべてを誰かと共有できるようにするというコンセプトを貫いているように見える。 米国では、家族同士のつながりが大きかったり、Xbox LIVE、Facebook、Zune といった日本ではなじみが薄い端末や、ソーシャル・サービスが大きなシェアを持っている。このため、Windows Phone 7 の今回のビデオのような内容にも説得力がある。逆に、これらのサービスが大きなシェアを持っていない日本において、「Windows Phone 7 日本語版」をどう組み立てていくかというのは、これからの課題なのだろう。一方で、ケータイを用いたコミュニケーションという意味では、iモード端末に代表される日本の携帯電話市場の方がより成熟している。日本市場においては、Windows Phone 7 は iPhone に挑むと言うよりも、一般的なケータイ文化に挑む端末になっていくのではないだろうか。 ちなみに上記のように米国をステレオタイプ的に紹介してみたが、公式サイトのコメント まあ、どれも、Microsoft社意図したとおりの Windows Phone 7 による変化、だろう。 ちなみに画面上に表示されるテロップをすべて書き出してみた。こんな感じだ。
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