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イベント/2008.11.20 Touch! Windows Mobileマイクロソフトは、2008 年 11 月 20 日に、秋冬にかけて各通信事業者から発売される Windows Mobile 6.1 搭載端末の一大キャンペーン“Touch! Windows Mobile”に関する記者向けの説明会を都内で行った。 開催概要
プレスイベント内容Windows Mobile ビジネスアップデート
HTC Nippon 代表取締役社長 デビッド・コウ氏挨拶
Windows Mobile 普及に向けた今冬の施策について
越川氏は取り組みの柱として、革新的なデバイスを充実させる“ハードウェアの充実”、Windows Mobile としての価値をビジネスだけでなく一般消費者にも幅広く広めていく“価値訴求の強化”、今までにないモバイル体験をユーザーに届ける“新しいユーザー体験の創出”の 3 つをあげた。 具体的な施策として、複数のキャリアから発売が予定されている HTC の革新的なデバイス「Touch Diamond」と「Touch Pro」(すでにイー・モバイルとソフトバンクからは Diamond が発売済) を引き続き訴求していくこと、すでに発売されているウィルコムの「WILLCOM 03」も合わせ、3 機種を年末戦略商品としてプッシュすること説明した。 越川氏は、価値訴求の強化施策として、大規模な冬のキャンペーン“Touch! Windows Mobile”をさらに行っていくことを発表。昨年行ったキャンペーンでは約 1,000 万人にリーチをしており、「今年はさらに 500 万人をプラスした 1,500 万人にリーチすることを目標にしている」と語った。リーチのための手段として、実際に Windows Mobile 製品を体験することが可能なタッチ & トライブースを、各種イベントに出展すること、本日より大規模なプレゼントキャンペーンを開始することも明らかにされた。タッチ & トライおよびプレゼントキャンペーンの詳細は以下のとおり。 《タッチ & トライ実施イベント》
《プレゼントキャンペーン》
Windows Mobile 普及に向けた今冬の施策について その 2続いて越川氏から“新しいユーザー体験の創出”として発表されたのは、アプリケーション開発と開発コミュニティの活性化に関する施策。その手始めとして提供されるのが、同社のサービス“Windows Live SkyDrive”と連携するフォト共有アプリの提供だ。これは、数ステップの簡単な操作で Windows Mobile 端末から Windows Live SkyDrive へ写真のアップロードが可能になるというもので、日本独自の施策となる。現在は年末のリリースに向けてマイクロソフト内で開発が進められているとのことで、完成が非常に楽しみだ。 また、“シナリオの強化”として、Touch Diamond 向けに 100 タイトル以上のゲームアプリを年内に提供していくことも明かされた。提供を行うのは、“BB ソフトダイレクト”で、Windows Mobile 端末であれば「BBソフトモバイル」と入力すればアクセスできる。現在は海外産のタイトルが中心となっているようだが、国内メーカーで手をあげるところが出てくればおもしろいことになりそうだ。 開発関係では、新たに開発コミュニティを発足することが発表された。先日こちらのニュースでもお伝えしたこちらの特別セミナー
質疑応答プレスイベントでは、上記発表後に質疑応答も行われた。質疑応答の内容は下記のとおり。 Q.Symbian OS や Google の Android といったほかの OS や、OS のオープン化が進む現状をどのように見ているのか? A.スマートフォン需要を喚起するという意味で一丸となってやっていきたい。また (ユーザーにとって) 選択肢が増えるという意味でも歓迎したい。 (越川氏) Q.ほかの OS に対する Windows Mobile の優位性は何か? A.Windows Mobile はモバイルの中の世界だけでなく、パソコンとの連携やクラウドとの連携などをプラットホームとして強化していくつもりなので、そのあたりを優位な点にしたい。 (笹本氏) Q.アプリケーションの充実度は現状どうなのか? 今後どういう展開を行うのか? A.BB ソフトの協力を得て Windows Mobile から直接購入できるような仕組みをすでに整えている。マイクロソフトとしてもアプリケーションの配布には力を入れていくので、通信キャリアやコンテンツプロバイダと話し合いながら新しいプラットホームを構築したい。ただし、短期的にはプラットホームというよりもコンテンツを出すことが重要なので、年内 100 タイトル提供といったユーザーに響くようなコンテンツの充実に取り組みたい。 (越川氏) Q.各キャリアに対応するためのカスタマイズの分担は端末メーカーとマイクロソフトでどのようになっているのか? 開発体制はどう変わった? A.通常、商品化のプロセスにおいては通信キャリア、端末メーカー、マイクロソフトの三者で協議しながらやっている。メールのプッシュ配信、デコメールのような日本ならではの特殊な機能の実装に関しても、同様に三者で話し合いをしながら進めている。ただ、今回の Touch Diamond や Touch Pro に関しては、開発を海外から調布 (マイクロソフト調布技術センター) に持ってきて、よりスムーズに日本のニーズに応えられるようになったのが、功を奏したと感じている。 (越川氏) Q.フォト共有において日本の開発チームはどのように貢献したのか? A.Windows Live SkyDrive をモバイルでも使えるようになるアプリケーションは調布の開発チームが作っている。これは世界で日本が初。解像度の高い画像が使えて、将来的にはフォトフレームなどと連携するというのは、日本だけの取り組み。これを日本発として世界に広めていきたい。 (越川氏) OS (ソフトウェア) 開発のチームとクラウド上のアプリケーション (サービス) 開発のチームの 2 つがあるが、今回は開発のバックボーンで連携している。日本は最もモバイルやブロードバンド環境が充実している国なので、これをテストケースとして世界に展開していければよいと考えている (笹本氏) スペシャルゲストプレスイベントの最後には、スペシャルゲストとして“Touch! Windows Mobile”の“Touch”にかけた双子の人気お笑いコンビ“ザ・たっち”と、Touch Diamond の“Diamond”にかけた“ダイヤモンドのように美しく輝いている女性”優木まおみさんが登場。この 3 人によってスマートフォンの普及を目的として“スマートフォン使い隊”が結成されたことが明らかになった。 優木さんは、「私はふだん仕事場にパソコンを持ち歩いて資料の DVD などを見ていますが。(Windows Mobile があれば) DVD を見ることはできないにしても、それ以外の検索やデータの作成などができますよね。後、台本がメールで送られてきて、WORD 形式になっていることが多いので、そういいうものは Windows Mobile で見ることができると思います」と、Windows Mobile が移動の多い芸能活動に役立つことをアピール。 ザ・たっちの 2 人も「スマートフォンに興味があって、一度お店に見に行ったことがあるんですよ。スマートフォンは大きいイメージがあったんですが (初代 W-ZERO3 ?)、見せてもらったらものすごく小さくて、タッチ操作もしやすい。押しまちがいもないから入力も速いですしね。後、僕たちは打ち合わせ中に動画で (ほかの人のコントの) 動きを確認したくなるんです。携帯だと情報が少なく制限も多いですが、これはすごくいいですね」とコメントした。 会場では、Touch Diamond を使って実際にザ・たっちの 2 人が撮影した動画や、優木さんが撮影したプライベートフォトなども公開されたが、「携帯の動画と比べて全然きれいですし、音もいいんですよ」 (ザ・たっち) 、「画像もとてもきれいに撮れました」「タッチパネルで操作できるので、撮った後で写真を見るときに便利ですね」 (優木さん) と、普通の携帯電話にはない Windows Mobile ならではの機能に驚いていた。 ザ・たっちの 2 人も優木さんもスマートフォンは「名前を聞いたことがある」という程度だったそうだが、実際に触れてみて「音楽を聴いたり動画を見たりいろいろとするので、ぜひほしいと思いました」「時代がここまで来たかという感じがしましたね」 (ザ・たっち) 、「すごく軽くて持ち運びがしやすいし、バリエーションも豊富ですね」 (優木さん) と Windows Mobile 端末の魅力に見せられていたようだった。スマートフォン使い隊の今後の PR 活動にも期待が持てそうだ。 (タカシゲ) |
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