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8月22日(金)、日本エイサーが23日(土)に発売開始するPC『Aspire one』の内覧会が行なわれた。 『Aspire one』は携帯感覚で気軽にネットができるというミニノートPC。 タレントの宮崎瑠依さんが司会を務めた内覧会の様子をレポートする。
内覧会に先立って、関係各社の代表による挨拶が行なわれた。まず日本エイサー株式会社代表取締役社長のボブ・セン氏(写真左)は、今回のイベントを行なえたことへの感謝とともに、「『Aspire one』とイー・モバイルのデータ通信端末『D11LC』とのバンドルによって、価格面でも機能面でも多くのユーザーにとって満足してもらえるだろう」と、自信を見せた。 次に登壇したのは、イー・モバイル株式会社執行役員副社長の阿部基成氏。氏はノートPCの売り上げの20%はミニPC、という市場の大きさを示すデータを挙げたうえで、「『Aspire one』とデータ通信端末のセットをこの値段(10,000円程度)で買える」という利点をアピール。さらに「『Aspire one』はブルーのほうが人気らしいので、『D11LC』もブルーのカラバリを作ることを検討したい」と語った。
続いて、日本エイサー株式会社事業推進部マーケティングコミュニケーション課マネージャーの瀬戸和信氏が「ネットの世界と"ひとつ"になる」と題された開発秘話を語った。その話によると、2006年当初の『Aspire one』のコードネームは「Macles」だったそう。その後、世界中の営業担当者に調査させ、現在の名前となったという。なお候補としては『iAspire』という名前などがあったそうだ。
また『Aspire one』のインダストリアルデザインを担当した、台湾のアイバーソン氏によるコメントも紹介された。「なめらかな表面による丸い輪郭は、簡単なキャリーを実現し、バッグの内部に引っかかるのを防ぎます」と、女性を意識している点が語られた。また、そのなめらかな表面をはじめ『Aspire one』には成形同時加飾転写システムという技術が使われているそうだ。
なお『Aspire one』は8月23日にはブルーとホワイトが販売されるが、ピンク、ブラウン、ブラックも年末に向け順次投入されることも発表された。
フォトセッション終了後、タッチ&トライが行なわれた。7台の実機に接続されていたのは、イー・モバイルの『D11LC』と『D02HW』。どちらをバンドルするか(もしくは両バージョンを揃えるか)は販売店が判断するらしい。担当者に話を伺ったところ、現在のところ、『Aspire one』のスタイリッシュさに合わせてか『D11LC』バンドル版のほうが人気だそうだ。