イベント/2008.07.03 HTC Nippon スマートフォン ショーケース 全スライド紹介

2008年7月3日、数多くのWindowsケータイを送り出している HTC Nipponは、「HTC Nippon スマートフォンショーケース」を開催、HTCのスマートフォン戦略、新機種などが発表された。イベントの主な内容は こちらを参照していただくとして、ここでは、 HTC Nipponの発表したスライドをスタッフが撮影できた限り紹介しておこう。

HTCというブランドは、日本の消費者には新しいブランドだが、Windows CEの初期の頃のカシオペア E-55、世界的にも大ヒットしたコンパックのiPAQシリーズなど、我々になじみ深い製品も、HTCの手によるものだ。

これからは、OEMでの販売も減らしていき、自社「HTC」ブランドでの展開を進めていくという。

NTTドコモの<A HREF="http://ht1100.windows-keitai.com/">「HT1100」</A>や、イーモバイルの<A HREF="">「EMONSTER lite (S12HT)」</A> などの、HTC Touchシリーズは、この11ヶ月間ですでに300万台を販売しているという。日本ではまだまだメジャー感が不足しているHTCだが、世界的に見ると日本のどのケータイメーカーよりも多い販売数を誇っている。しかも、それらを Windowsケータイを中心としたスマートフォン中心に達成している点はすごい。

社名もHigh Tech Corpotationの略称「HTC」から、「HTC Corporation」へ変更するという。

この2年間で、なんと10機種発売。(EMONSTER liteは7月末らしいですが)

月別のスマートフォン販売台数の推定。
これを見ると、月に1万台から、6万台程度が売れていることになります。

HTCが参入してから約2年。2006年と2007年の販売台数合計は約130万台。
シャープ製もあることを考慮すると、60万台～80万台程度が HTC製か。
そうすると、SIMロックフリー機種を除くと、1機種10万台程度の販売は確保できていることになる。

HTCブランド自体は、日本市場においては、2007年自体はまだマイナスに働いていたようだ。しかし、2008年上期にはブランドとしての認知度も上がり、スマートフォンメーカーとしてのポジションを確立しつつあるようだ。このまま、安心して選ばれるブランドに成長して行きたいところだろう。

同社は、こうしたブランド確立の重要性もよく理解していて、こうしたプレス向けのセミナーを開催したり、様々なコミュニティ活動なども行っているだけに、実を結ぶ日も近いかもしれない。

ということで、後はIKKOさんのトークセッションだ。