電話としての使いやすさに重点が置かれているのも同製品の特徴。斬新な機能を盛り込んだアプリケーション開発を行うというよりも、これまで使いにくかったWindowsケータイ向けの通話アプリを使いやすいもの、帯電話として問題がないレベルの使いやすさになるよう改良したそうだ。ブラウザは「Opera Mobile 9.5」。すでに当サイトでも紹介してきたが、ついにこのブラウザが製品に標準搭載されることになる。その使いやすさについては、従来のブラウザとは比べ物にならないので、標準で搭載されるようになったのはうれしい限りだ。また、日本語変換には、“ケータイ Shoin”を採用しており、変換機能面でもより普通のケータイに近い使いやすさになっているとのことだ。
通信関連の機能としては、PHS (高度化通信規格“W-OAM”対応の W-SIM「RX420IN」を同梱) 、無線 LAN のほかにも、高速赤外線通信 IrSS 、Bluetooth などを備えており、インターネット、データのいずれにおいても高速な通信が可能。24 時間使い放題の音声定額プラン“ウィルコム定額プラン”に“データ定額”を組み合わせておけば、ケータイとしてもネット端末としても今最もお得で快適に使える製品と言えるだろう。また、ワンセグ機能も標準で搭載されており、エンターテインメントの面でも高機能化したほかのケータイに十分に対抗できる製品となっている。